射精や強制射精で快感が得られないという実感は何処へ。

おはよう、お久しぶりです。
 
思わぬところで何方かまったく存じ上げない方にも「更新されないのか」と気にして頂いてたと聞いたので(ありがとう)、じゃあ何か書こうと思ったんだけど、さて何書くか。
わりとココ最近ならイラっとする話題があるにはあったのだけど、「更新するため書いてみるか」という理由で書くようなネタではないので別のしょうもない下ネタを書くわ。
されど下ネタと言って侮るなかれ。コレって大事な話よ。まあ、どうでもいいからこそ気楽に更新用として書けるネタなんだけどね〜ぇ。

それで私漫画は相変わらずBLばっか読んでるんだけどさ(余分な金ないからBLだけにしてるのよ、ジロジロ見てんじゃねーわよ)、なんかアレよね?まことしやかに流言というかTHE勘違いがはびこってるよね。いやさ、BLつかまえて男目線で「はいコレ駄目ー!現実と間違ってます〜ぅ、赤ペンねー!」なんてする事がせん無いのは分かってるわよ。現実に即してるかどうかは問題じゃない。即さないとしてもソレをあえてファンタジー(萌え)としていかにおかしみにして話を転がすか。嘘から出る真、ならぬ、嘘から出る新発見もある。こういう「男」ってアリなんだょ!て。
それも男目線が創作現場で介入しないところで「男」のアレやコレの勝手なイメージをどう使うか、使うことでどんな自由な描写と世界観を見出せるか、がやっぱりBLのひとつの面白みではあると思うのね。あくまでひとつの面白みだけど。
そういう面白みだから、それこそさ。ゲイだろうとバイだろうとノンケだろうとよく分からん子だろうと、「男」に現れるホモセクシュアリティの柔らかさや豊富なバラエティっていうか、暗黙の了解たるモノセクシュアリズムへの華麗なスルー力っていうか、<性>で大事なものが性別でありつつ、しかしそれだけに回収されない実際には豊かな人間のフェチ心を描けたって面もあるんじゃない?男目線、というか当事者目線を意識しないことで。

いや、意識してても同じもん描けるわよ?描けるけどー…、当事者を意識しちゃったら何か面倒くさくなる人っているじゃない?とにかくBLがあんまり描いてこなかったカプ描いてー、涙なくして語れない葛藤描いてー、世間を斜めから見ときゃあいいんだと思った(のかどうか実際のところは知らないわよ?!)作家さんとかさー。読んでて面倒くさいのよ。BL読みたくて買ってるんだから素直に「BL」描いてよ。新しい方向性開拓するのもいいけど、BLもそれ自体で面白い物よ?…言っとくけどコレは別に「主流を描け」って意味じゃないの。BL主流のアンチテーゼBLも「BL」らしい「BL」よね。ただ何か面倒くさい何かがあるのよね、たまに。形だけ意識したのとか。まあそこらへんは描きたいものがソレだったんだからしょうがないのかな?
そういえば新しい方向性って何だろうな?自分で言ってて分かんないけど。つうか古いBL読んでると斬新な話も実はあるのよね。なんだろ、回帰することで開拓する、て方向性萎んでるわよね今。ちょっと前にはJUNE系の小説を新装版とかでぽっぽこ出してて話題にはなったけど、売れなかったのかしら?見なくなったよね。



…話が飛びすぎたわ。オカマってやーね。あ、今聞いた話だけど精液と毛髪はたんぱく質で出来てるから射精しすぎると薄毛になる恐れがあるんだって。日刊ゲンダイが言ってたらしいよ。どうでもいい。(ていうか嘘くせぇ。射精しないで薄毛になった人どうすんだ、責任取れよゲンダイ)

でさ、本題の射精なんだけどさ。射精ってそんな気持ちイイか?とか思ったことなーい?
バニラセックス好きっていう男子、なぜかゲイの間ではちまちま聞くんだけど、とにかく男の快感って射精に集中して語られガチじゃん。まあ別に射精が男の中心に置かれてても、あるいは端っこに置かれても私の知ったこっちゃナイんだけど、なんか引っかかるのが射精したら感じた証拠扱いされてることなのよねー。
いやいやいや、射精する自体はさほど大したことないわよ?ペニスや精巣をお持ちでない方も朝気だるくて自慰することがあると思うけど、濡れたり何だったりする事にそれほどオーガズム伴うか?ちょっと副交感神経刺激される程度だったりが多いんじゃない?目ぇ覚〜めーた〜、てなもんでさ。
でもコレ多分BLだけじゃないと思うんだけど(ゴメンね、読まないから知らないの)、男が強制的に射精されて、それがものすごいオーガズム伴って、堪らず流されちゃう〜〜〜(>д<) て展開多い!
ていうより、「射精したはしたけど吐精感しかナイわぁ」て描写がほぼナイw エロス描く文脈ではそらそうなって当然だけど、なんか快感を得る理由というか仕組みが限定的なんだよね。これはどこのジャンルでも大体そうだろうけど。
…まあ射精しても物足りないからもっとガツガツやりたいって話はあるけど。
いやだってちょっとはあるでしょ、射精は必ずしも快感ではない、って実感は。それがベタに「射精は男にとって絶対に強い快感である」と語られてる気がして、ちょっと恐い。何度も断っておくけど、他のジャンルも大概だろうけど、さ。もしや本気ですか?ていうね。

私が思うに射精そのものというより、射精にいたるまでに体内の快感の波に“射精という尿道の刺激”が乗れるかどうか、だと思うのよね。(ああ、コレ書いてるの深夜だから、私ちょっとアホになってるの。気にしないで皆さんはさわやかな汚昼間に読んでね)

なのに「射精した」=「超感じた!」て機械的な描写を連続で読んじゃうと、何だか快感ってそんなお粗末なものかと気持ちが萎えちゃうわ。
男(て誰?)に限らず性的快感なんてナイーブなものだわな。気分じゃないときに無理やり性器(て何?)をいじられても、反応したところで後々振り返って「あのセックスは最高だった」と思えるかと言えば、そうとは限らない。そういうケースだってもちろんあるだろうけど、射精しただけで満足する人ばかりではないし。少なくとも快感は表面的反応だけで測れる物じゃないはず。
強制射精、「イっちゃった、俺、感じちゃったの?」、抗えない吐精感、「いっぱい出たねw」、生理的な反応、「イ、イク!」。
楽しければ大変結構ですよ。でもね?私はさ。

少しザラつく手の平がアバラより少し下の腰を撫でる感覚だとか、指の腹が肌に着くかつかないかの距離で縦横無尽に駆け回る感覚だとか、もろもろの感覚が胸に迫る熱さを経ち上がらせ蕩けるような痺れだとか。
そうこうするうちに次第にどうしようもなく濡れてて、おしっこみたいにもっちゃって。
みたいなエロスが好き。。。(だからどうした)

そういうこみ上げる熱を描くにはペニスと射精をオーガズムの記号にする描写だけでは不十分だと思うの、多分。出来ればそういうエロスが沢山読めると嬉しいわ。もっと言うと「射精やエレクトってあんま感じないんだよね」て実感も描いてくれると私的には嬉しいんだけど、まあワガママ言っちゃアレだから期待しないで気長に待つわ。


…ふぅ、今までブログじゃ控えてた下ネタを存分に書いてしまったわ。趣味じゃないから語らなかったけど、2011年だし。新たな気持ちで挑みました。嘘だけど。単なる夜に書く手紙の悪ノリと同じだけど。

ところで全く関係ないけど2月も中盤を差し掛かってきたというのに、いまだ冬物最終セールに踊らされる自分ってどうなんだろう。そろそろ春に向けて花柄のインナーを揃えたいところなんだけど、ファー付き厚手のポンチョに心惹かれちゃうんだよね。肩幅あると多分似合わないだろうケド。
今度冷やかしにショップ行って片っ端から試着しちゃおうかな。ひとりファッションショー。自分宅でヤレって感じだけど。まあそんなことしてるから結局は余計な買い物しちゃう俺なんですが…。だって可愛くて安かったんだ…。春はコットン素材なパンツ系統のボトムスで攻めたい。金くれ。