腐男子的本屋経験。

えーと、あのう、よく腐女子が本屋でBLやおい買うとき、書店員さんの視線が痛いとかいう話があるじゃないですか。たただでさえ肌色全開の表紙だと店で買いづらいのに書店員さんに眉をひそめられてしまったとか、中のピンナップのヤバい絵を見られて気まずくなったとか。で、腐男子の場合「え、男性なのに!?」という視線に晒されるという…。
アレなんですけど、私そういうの全然感じませんし経験したこともありません。や、私が鈍感とかじゃなくて、日ごろそんなあからさまな視線を送る人なんて本当にいませんでした。ま、とある大型書店のバイトだったら思い当たる節がなくはないけれど、プロがいちいち客の買うものにリアクション取るなんてまずありませんよね(だって自分らで売ってるもんなんだから、なんでソレを買われて今更驚かなきゃいかんの)。ましてや露骨に「うわ、フジョシだ」みたいな視線は送らないんじゃないでしょうか。大体、小説に紙カバーかける時でもピンナップを覗くようなヘマするような書店員ってどんだけ…ゲフンゲフン。そういうリアクション取るとしたら、ソレって書店員に向いてないバイトさんかなんかでしょ。
で、私の経験ではそういう人はかなりの少数派だろうと読んでます。皆が大げさに言うほど、そんなに苦労があるわけじゃないですね、少なくとも私の場合。
そんな訳で、書店で苦労なさった人はたまたまプロ意識のない失礼なダメ店員に当たってしまっただけ…という気がしなくもないです。だから腐女子腐男子って、そんな奇異の目に晒されるとは限らないんじゃないの?
…そう思うのって私だけかなぁ…。


そういや関係ないけども…。私がよくお世話になってる近所の書店の話なんだけど、その店では、買った本のレシートは買い物袋の中に入れてもらいたい私のコダワリを知ってくれてる店長サンがいるのです。で、私はおそらく一番か二番目くらいにその書店でのBL本回転に役立ってるはずなのだけど、そんな私が「青年誌IKKIのコミックス、『青春ソバット』はそちらに置いてないの?」と電話をかけたことがあったのね。確認したところ、「置いてます」との返答が返ってきた。なので、その本を買い置きしてもらって受け取りに行きました。その時に店長さんも電話の主が私だと気づいたことでしょう。

…しかし、最初青春ソバットはBLコーナーにはなかったようで、どうやら青年コミックスコーナーに置かれていたみたいなのです。電話で確認取らなきゃ置いてあることに気づかず、わざわざ遠出して他の店で買っちゃうところだった…。ヨカッタです。
そういう事情で電話したわけだけど、そしたら、私が電話した次の日になっていきなり青春ソバットがBLコーナーに数冊置かれるようになってたのです…。

あの本って一見notBLレーベルなものだから、BL通でない書店員さんだと気づかず青年コミックスコーナーに置いてしまいがちなのかもしれない。…思うに、「私が買った本=BL」という認識が彼にはあったのではないか。その私からの電話がキッカケで青春ソバットをBLコーナーに置きなおしてくれたのかも…と私は妄想してるのですが…これって単なる思い過ごしかしら?
いやあ、なんにしても書店員さんとはコミュニケーション取ってみるもんだ。レシートの件だって一言言っただけで私の顔と要望をセットで覚えてくださったんだもの。本屋通いにとってこういう普通の書店員さんって大事ですよね。
↑どうでも良い話だ。



あとで違うのをきっと書く!!約束してたのがまだ書けてなかったから!遅くてゴメス。