06・11月アクアコミックス

もうね、今回のアクアコミックスは良かった!なんか良かった、全体的に。
今月期のこのレーベルのは、買った奴全部よかったというちょっと珍しい感じでハピハピ(^^*
なにが良かったって髭だったんだけど。
では、ブックレビュー初体験ー〜。(あ、軽くネタバレ注意)


恋愛マニアック  (オークラコミックス)

恋愛マニアック (オークラコミックス)

この人2冊目ー。デビューコミックスより読みごたえあった。タイトル通り確かにマニアックなキャラクターだ。化学部の実験で蛙に鼠等を扱っていて、そのせいで煙たがれてるのかチョット浮いてそうな攻め君。眼鏡好きでも長髪好きでもないんだけど、ちょこっと変態気質>v<スキ!(てゆうかコレに出てる人大抵変態気質?)。受けに日々ガンつけられてムキーなんだけど、彼の秘密を知って、そしてその秘密を周りに暴くためいたずらいたずらするのね。その秘密・・てか嘘を受け君ったら意固地に守るもんだから、余計に追い立てられるのね。そこが素敵だったー。一生戯れていて欲しい。2話目からがすごい変態さんだった。猫耳オモチャプレイだった。なんとなくよし。でも青姦率つーか公開プレイ率高い。補導とかされるし!!見てるこっちがアワワもんですからやめてください。

この人のコミックスは1冊持ってるんだけど、絵が古くて話もスキ系でなかったので期待してなかったんだけど。失礼、今の絵だと結構セクシー。私こういうちょこっと柔らかい線がすきなんだよね(書影出てないけど)。いきなり犬人間出てきてなんだと思ったけど夢落ち。受け君、その犬バージョンの彼に夢だけど欲情ー。確かに可愛かった!攻め君もキャラクタが犬そのものだし、似合ってる!泣いたり興奮したり喜んだり大忙し。特に夢で攻め君が欲情してるとこカッコ可愛かった。高校生×先生の話もちょっと定番からずれてて良かった。攻め君が“普通”っぽくてー先生がやたらめんこくてエロいしー翻弄される攻めってスキ。フ○ラの絵がエロいコミックスだった。

デビューコミックス〜。素敵だったー。オススメ。表紙から見てなんでこれが「肉体派」のコミックスと同時期に出るんだよ、何考えてるのオークラさんと思ったが。これがなんの。結構マイナー趣向のBLだった。ドールのような容姿のキャラも出てくれば、そこらにいそうな純朴(質素?)青少年も出てきた。んで、全部ではないんだけど、一般的に攻め臭い子がそれはもう初々しく受けで。あー・・・・て。只の少年が何気マゾっ子で、直球攻め君に攻め立てられるのね。ヤバエロかったー。女装同級生に好きにされてされるがままの少年。大変おいしゅうございました。攻めが「かわいい!」とうっとり眺めながら慰撫してる時なんか、私も可愛い!と叫びたくなったもん。だよねー、ヲトコの良さってあえて少年っぽい子が恍惚としてエロ臭い表情してるところでもあるんだよねー。一方的にやられてるところなんかがセクシーだった。私も受け風少年がやり込める路線が好きになるかも・・・。最後の話なんか夢落ちとあわせて不思議な構成でストーリーが進むんだけど、コミックス全体が新感覚な雰囲気でつづられてて印象に残る作品ばかりだった。関係性を妖しいタッチで描いていて吸い込まれる。ちょい狂気じみてるのも素敵。新人さんということで、これからもこの人らしい路線で活躍して行って欲しい。

僕の髭嫁 (アクアコミックス) (オークラコミックス)

僕の髭嫁 (アクアコミックス) (オークラコミックス)

てゆうか今回全部書影出ない。一分7&Yさんで見られるよー。
ん、これがね?もうスンバらしく極まっていたね!「あれ?これはゲイコミの・・・・・?」と思ったけどこの人もデビューコミックス。ひー、目が離せない筋肉と髭と尻毛!キエーフ!!美味也。
ヲトコのよさが遺憾なく発揮されててたまらんかった。無理!て人も居るかもしれないけど、新開拓地になるやも知れぬこの一冊。オススメ。こちらも「それ受けだろ!」て子がいやらしいあの体を犯す犯す。むさくるしい漢がその淫靡な羞恥を表すのです。あらゆるいいところを攻め立てられ歯を食いしばり赤面で感じてらっさる漢受けはどれも秀逸。女の子は可愛いの代名詞かもしれないが、ほぅらちゃんと見ればヲトコも可愛いのさ!腕毛まで生えてる受けが慣れない感じで犯されてて、もうその全てのしぐさが愛らしいのー(ホントだってば!)!!んで、でもやっぱりBLだなと感じたのは、結局なんにしたって二人の間には思い合うぬくもりがあるって事。なんかエロいのにときめいた・・・・。どんな関係でも最後に残るであろう「想い」というのを見たい私としてはBLは最上級のジャンルなんだけど、これもその表現方法として新たな物を私に感じさせてくれた。(て、私がイッパイ読んでないだけかもだけど)
最後の方の(同人作品らしい)シリーズもあたたかいお話だった。食い逃げ親子がある攻め君の家に晩飯の匂いにつられてやってくるのだけど。ちょいと寂しい攻め君は挨拶をする彼らを家に上げる(ちゃあんと挨拶をしたからってだけで凄い寛大さ笑)。馬鹿食いする親子に「またご飯食べにおいでよ」と誘う。ほのぼのだなーと思ったら続きがあって。なんと彼ら半同居し始める。お風呂シーンだとかマスタベシーンだとかエロもあってやばかった。親子話もあって、すったもんだの末に想い通じ合って一緒に生きる道を歩むことになる。最後の書き下ろしなんか次郎(息子)の授業参観二人で見に行くし。あー、なんかこういう家族的関係もあったら素敵だよなーとシミジミ思った。現実世界でも早くそうなればいいのにね(^^
今回多くの皆さんが新人さんということで、自信なさ気だったけど。そんなことないですよー。この路線でそれぞれ頑張っていって欲しいなー。と思った。

やたら長くなったわ。まだまだ言い足りないけども、一括レビューなんかするもんじゃないわ。読む方だって飽きるっちゅーの。まー、自己満足ブログだからいっか。