気になるなる。

2006−11−21の記事紹介エントリー追記しました。・・・一応これでおかしいところは、・・・あまりないとは思うけど。なんか変だったらコメントでもメールででもお知らせください。意味通じるといいけどなぁ。


ところで、先日扱った「江戸の男色」には、上方中心だった江戸期の男色を裏付けることも目的とした図像学の本でもあるということらしいのだけれど、*1その通りに100近くの男色図を示してくれている。
・・・、昔の絵ってさ、なんかこう・・・・妙に表情に乏しいて言うか、ミョウチクリンな絵柄じゃない?あれ、何考えてるんだろう、変なの。て感じがしてアホっぽい絵に思えちゃうんだけど。
でも、繰り返し繰り返し多くの図を見てると、それなりに艶本がいかがわしく見えてくるのだから不思議・・・。*2

*1:その絵図に対しては、生半可な解釈もあり、余計な主観が散見されるのだけれど、一般向け資料としては興味深い。あと、この図像からやおいとを絡めると面白い仮説が立てられると思った。というのも、江戸の男色図に見られる陰子と客の男と女郎との三人取組や、女性のほうが江戸の地において陰子の需要があったことから見て、やおいと陰子を欲する一部の女性の性欲の方向性が、少し同一性が(見方によれば)見出されるように感じられたからだ。もっともトンデモな解釈かもだけれど・・・。

*2:艶本のことを「男女の性交渉を絵や文章で表現した本。春本。」て表記をしてるあたり、yahoo辞書も当てにならんわ。