うをっと！

結局ほとんど読めないまま返却日を迎えたロンリーエルフは本の虫（嘘）。へへへ。こんなこともあるさ。また借りればいいじゃん。流石に全部は読めないじゃん。（ああ、とろい。）

そんなこんなで明日のことを考えると鬱々するノダダです。皆様どうお過ごしでしょうか？

http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2007-2/ss0702-1.htm
アングラ化の状況を差し置いて論じることは出来ませんよ。という話。

私もさ、エイズに関しては輸血の関連で腹を立ててる人の１人なんだけど。
でも、セクマイが否応もなく日陰に追いやられる（…と云うと大分語弊があるけど。）状況を省みもしないで「好きでやってるやつらなのに、なんで国が金払うんだ！自己責任がなってない！」と言われたくもない。*1

(↑本人に言われたわけじゃないけど、ある友達にこんな意見を提示されたときにはちょっとメマイした。「この意見を君はどう思う？」って言われましても…。私は人を信用するのがなんだか恐いわ。)

でも、それにしたって８０％は多すぎ。
「ノダダ、セーファーセックス大好き！」
とここで言ってみる・・・。（ぎゃ、逆効果か？）
私はまずはともかく、最初からアングラ化するより他ない、というゲイ（アイデンティティーを有する、有す可能性のある者）の現状を変えられればと思う。
そうしなければ、所詮フェアな状態でないし、根本的な問題はエイズと繋がった形で解決しないままだろう。
それにこの現状ではなかなか感染のルーツを辿ったり対策をとったりって難しいと思う。
陰に入る事で、その中の性が如何様な形態を成すか。論文になりそうなムズイ話だ。
本来的に言って、ひとつの性が、アングラに埋没することはあまりよい面ばかりを持つ事ではない。*2
私はゲイ文化はもっと開かれてもイイと思う。私はね。

しかしこれは理想論。セクマイの周辺の状況なんてそう簡単に変わる訳がない。
そんなことより、現状のままいかに有効でメタな対策を打ち出せるかが課題だと思う。
それを上記の意見のように、逆差別だのとのたまう馬鹿が噴出してこなければ、尚よい。
（逆差別でもなんでもないと思うんだけど、一体どういうヤツなんだか。）

http://www.yomiuri.co.jp/feature/otokogokoro/fe_ot_07011601.htm
・・・へ〜。女神ねぇ。私も行ってみてもよいかしらねぇ〜（−ｖ−　きっと私ほど場違いな奴もいなかろう笑

この記事の気に食わないところは、２つあるんだけど。
なぜか（以前より言われている）コミュニケーション能力の低下云々にこじつけてるところ。
あのさ、そもそもコミュニケーション能力って、この場合女性との付き合いに積極的になれるかどうかって程度のもんなわけ？同協会の北村邦夫常務理事さん？
（つーか女性に積極的になれない＝コミュニケーション能力希薄ってどうよ？）
リプロ的意味で「コミュニケーションスキル」て言葉を使ってたんじゃないのかよ。少なくとも協会のＨＰでは一見そのように受け止められるが。*3　）

んで？
「無回答の５％を含めると」って、含めるな馬鹿！

想像力のない筆者なんだろうか。性についてはいろんな事情が絡むんだっつーの。
え？いいもんなの？私統計学なんての知らないケド…いいのか、これで？
・・・最後、パラサイトシングル出してきたあたりは一体なんのリードなんだ・・・・？

それと、もうひとつ。
「恋愛をしなくてもいい」という意見には、
　開き直る
ですか？ハァ〜〜ン。
はいはい、そういうもんですよね。
私はこの開き直ってる方とほぼ同意見ですよ。（中身は大分違うだろうケド。）
恋愛も、・・・或いは友情上の付き合いも、たとえばセックスも。「別にせんでもよい」としか思えない。そういうニヒルな態度を開き直りと言うなら、テメーの頭にはなにが本質に見えるんだろうなぁ？と聞きたくなる。
つってもニヒルを目指してるわけでなくて、単に「自分」主義なだけなんだけど。
（なんにしたって男女の恋愛が「出来ている」人を標準にしてる価値観って、偏りすぎ。）

恋愛…。そういえば。

（以下、ネタとして読める人だけご覧あそばせ。）

私と、ある人との以前した会話。
Ａ氏「あー、彼女早くでけへんかなー。ああー、寂しいわぁ・・・。」
Ａ氏「ノダダ君はどうなん？彼女いらへんの？恋愛とかどうなん？」
私「うーん、俺恋愛はしないから、付き合うとかないよ。」
Ａ氏「え？！そんなん、なんで？！どうして？」
私「いや、だって必ずしも誰もが恋愛するわけじゃないやん？しなあかんわけじゃないし。別に興味ないし。（セフレだったらいざ知らず。）」
Ａ氏「そんなん、だって寂しいやん！！」
私「い、いや、別に恋愛してないと寂しいって事はないと思うよ？してなくても・・・ほら友達とか家族とかも居るやろ？（何で決め付けられるの；_；。）」
Ａ氏「・・・そら・・・そうやけど・・・。」

と後を濁した会話。

・・・・いやぁ、かたや年配の女性には「恋愛感情ない人も居るよー。」という私の発言に「そうやで」と頷いてもらえて、かたや年下の少年にはどうも上手く伝わらない私の恋愛認識・・・。どうしたもんかしら。（私の意見なんて別に伝わらなくてもいいのだけども。）

恋愛をしないと寂しい。

これがキーワードみたい。ここでどうも納得してもらえないみたいなのね。
どうしたのかしら？なんでそんなにもあなたは恋愛にこだわるの？私はあなたと違って恋愛は一生しないつもりだし（別に決定ではないけど、今のところは。）、それをあなたに押し付けてるわけでもないのに・・・。なぜそんな釈然としない表情をなさるのかしら。

恋愛欠乏症みたいね、Ａ氏は。
どうしたの？彼女居ないとそんなに「寂しい」しかないの？「寂しい」の理由には他になんの要素もないと云うの？？
恋人いない＝寂しい　　の図式はどこからやってきたのだろうか。
いなくても必ず「寂しい」なんてこともないし、逆にいるからこそ寂しくなる事もあるじゃないだろうか？
恋愛はかくも一面的なものとして消費される物なのか。そんなはずはない。（いや、私にはどうとも言えないことだけど。）

ああ、まるでなんだか禁断症状みたい。
見た事があるわ。そう、それはタバコとお酒。
オーバーラップ。不思議なもんね。
なるほろな。恋愛は一度すると常習性が付くのか・・・。依存症ってヤツね。お酒もタバコも一緒だ！

そういや、タバコはガム噛むとマシとか最近読んだＢＬで聞いたわ。（ｂｙおやすみ・ラブダーリン (ビーボーイコミックス)）
お酒は知らないｗ

そうか、私はＡ氏にこうアドバイスしなければだったのか・・・。
「ガム噛むと（他で代替すれば）良いよ。」
と。
・・・タバコもお酒も呑み過ぎは体に毒。ほどほどにして、自分の為になるように恋愛自体も自己コントロールできなきゃね！

・・・そうだね。寂しいという状況に特効薬はないけれど、それに合った処方箋を作ればいいのだから、代替物もしくはより適切な処置発見すればよいのだわ。
そう、なにも「恋愛」を中心軸に置いて考えなくても「寂しい」に対処は出来る！

だって、「寂しい」と「恋愛」は直接結びつかない。因果関係ではないのだから、なぜ寂しいのかを究明しなければお話にならないんだ！
その上で、恋愛の依存症や常習性に向かい合わないといけないんだな。

じゃあまずＡ氏の心理を分析しなければね！？そのことからすべての一歩は始まる。
初めから恋愛ありきじゃ、絶対的に今後とも「寂しい」感情に対応は出来ないわ！

寂しくなることを受け入れたくないならば、なぜそう思いなぜ受け止められないかを考えないことには始まらない。
そうすることで、なぜ彼が恋愛をしなければならなかったのかが見えてくる。したら、この辛さの解決策が発見できるかも〜。

タバコやお酒（恋愛）を必要としなければならない、のではなく、個人が根本として求めている「何か」が必要だったということならば、その「何か」を究明して今後の生活プランを考えていけば過不足ないはず。うん！
そもそもそれこそが重要な点だったのではないか！？

・・・んー、でもなんにしたってタバコもお酒も自己コントロールするためには、まず具体的な対処法を案じなければならないわね。
そうかー、私は彼に禁恋のススメを出さなければならなかったのね！？

あのー、皆さん。この際タバコでもお酒でもいいですし、自己コントロールするための良質な対処法に見られる「普遍的で絶対必要な要素」をお教えいただけます？

　　　　　　　　　　　　　　　　（以上、ネタ。）

*1:「馬鹿だな、お前には自己中心的な視点しかないの？」と突っ込んでやりたい。

*2:ただし、共同体主義と云うか分離主義と云うか、そういうコミュニティで同好の士との関係を重んじることができるという面で、かならずしも悪いと言うことではない。そこらへん含めて、（主に）ゲイの現状（ゲイタウンとか）とは複雑な類の話だよね。

*3:一般社団法人 日本家族計画協会…アンケートは見当たらなかったんだけど？母体数はいくらだったの？