アヌメ日記。

最近ちょっとアレな感じにアニメを見るのにハマってる。何人かの友達からもオススメしてもらったりして(以前からオススメしてもらってたんだけど)、今まで見ていなかったアニメをちょくちょくチェックしてきたり・・・。で、ちょこっと軽く感想のようなものをつらつらと書いてみようかなぁと思う。

ああ、さすが鬼頭莫宏さん・・・。この無慈悲かつ理不尽な命の扱いは、やっぱりいつもの鬼頭たん。でも「なるたる」は越えられなかったかかな。。この人の作品には、命への憎悪?のようなものを感じずにいられませんが、キャラクタを殺すことに一つの「真実」を見出そうとしているのかしら、あまりに意味不明な設定で子ども達の命を次々と、物憂げに消していく・・・。ああ、なんともオナニストなテイスト・・・。
今後半までアニメ見たんだけど、なるほど、このおかしな戦争にはこういう理由があったのか!でも、やっぱりこの設定は、、、どうも納得いかない。なんというか、設定もそうだけど、物語の進行と心理描写が粗くて、ちょっと厳しい。
で、この状況に対する周囲の反応がどうもしっくり来ない。「君ら、コエムシに対してもっと何か聞く事なかった?」みたいな。だって、こんな非常事態なのに、もっと冷静に実際的な質問をするべきじゃあないか?たとえば早い時点で「何故こんな戦いがあるのか。敵は一体何者なのか」とかもだけど、「ジアースのスペックは?」とか聞かないと・・・。お前ら、命をかけてこれに乗って戦ってるんだろうが・・・。最低限自分達の道具について知らないとさ〜。子ども達はおろか、軍人までどこか抜けてるようにしか思えません。どこまで原作に忠実なのかは知りませんが、これは最後になったらちゃんと説明されるのだろうか。。。
特筆すべきなのは、一戦ごとに命の灯火を消さざるを得ない子ども達の心理描写。
あの子達、・・平然とし過ぎてない?この状況に対してものっそい達観してるよね。で、おそろしいことに、どの子も「家族のため」だの「友達のため」だのと理由を見つけて、自分の命を飄々と投げ出すのよ。・・・いや、もっと取り乱そうよ・・・。まるで、鬼頭たんの命に対する捉え方(命は消耗品)を受け継いだかのように、自ら命を投げ捨ててまで地球を救うことにカタルシスを感じてまで戦争に没頭する。そして、彼らの周りの大人たちも、子ども達を救おうとしながらも、なんだか「頑張って死のうね」て言いたげに声援を・・・してるように感じちゃうような・・・_?気のせい?
私だったら、カコ君みたいに、いやそれ以上に取り乱すぞ。もちろん逃げられないことはわかる。わかるからこそ、半乱狂になるだろうよ・・・。少なくとも減らず口を叩きながら戦うなんて無理。こんな犠牲精神発揮できません。これも後々ネタが明かされることなのかしら。

秀逸なのはテーマソング。よく物語を説明しているし、このフレーズがまた・・・。「怖れを知らない戦士のように振る舞うしかない」
これがうまいこと、子ども達の粗い心理描写を皮肉っていると思う・・・w

今日はここまで。